フリーランスが事業用クレジットカードを作る方法!【フリーランス・在宅ワーク】

フリーランスでWeb制作をしているすずのんです。

フリーランスとして本格的に始動しようと準備している方はこんなお悩みありませんか?

悩んでいる人
悩んでいる人

事業用クレジットカードって必要?どこのカードを作ればいいの?

フリーランスでも審査って通るのかな…?

結論としては、事業用クレジットカードは必要です。なぜなら個人口座には個人用クレジットカード、事業用口座には事業用クレジットカードを持ち、プライベートと仕事のお金の出入りを別にすることでお金の管理がしやすくなるからです。確定申告での帳簿の記入も楽になります。

カードについてはfreee MasterCard」がオススメです。年会費無料で、申し込みはWebで完結し、最短4営業日で発行できるからです。実際私が「開業 freee」で開業届を作成した流れでそのまま事業用クレジットカードを作ったら5営業日で発行できました!

また、フリーランスでも審査が通りやすいところも大きな利点です。決算書がなくても本人確認資料のみで作成できます。「freee MasterCard」は会計ソフトのfreeeとライフカードが提携して作られた法人カードで、法人・個人事業主に特化しています。

審査が通りやすくなる3つのポイント

フリーランスだとクレジットカードの審査が通るか不安かと思います。ですが下記3点をクリアしていれば個人用であれ事業用であれ審査は通りやすくなります。

  • 過去にカード支払いを遅延していない

クレジットカードをすでに持っている場合、利用履歴が確認されます。支払い遅延をしていなければ審査は通りやすくなります。

  • 開業届を出している

フリーランスの場合、開業届を提出していないと社会に対して事業主として認知されにくいです。開業届を提出することで社会的な信用が増します。

  • 固定電話がある

申し込みの際に固定電話が必須の場合があり、固定電話を持っていない方にとってこの縛りは厳しいですよね。けれども「freee MasterCard」は固定電話がない方は携帯電話番号を入力できるようになっています。私は実際に申し込みをした際に携帯電話番号を入力しましたが無事審査を通過しました。

当記事ではフリーランスでも作りやすい「freee MasterCard」で事業用クレジットカードを作る方法を紹介します。

ちなみに、事業用クレジットカードを作る前に知っておきたいフリーランス必見の開業届についてや、初めてでも簡単に開業届が作れる開業 freeeでの開業届の書き方と出し方について紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。

事業用クレジットカードの申し込み

公式サイト「freee MasterCard | 資金調達freee」にアクセスして作成していきます。

公式サイトからだと「freee MasterCard」について詳しく確認できるのでざっと見ておくとよいです。

Webで今すぐお申し込み」ボタンを押すと申し込み画面が開いて申し込みに進めます。

開業 freee」で開業届を作成した流れでそのまま作る方は下記の画面が見れると思います。

Webから申し込み」ボタンを押すと申し込み画面が開いてすぐ申し込みに進めます。

ステップ1:同意事項

申し込み画面ではまず同意事項に目を通してから「同意して次へ」ボタンを押します。

ステップ2:お申込みのカード お申込みご本人

お申込みのカードについて:「freee MasterCard」を選択します。「freee MasterCard ゴールド」ではなくこちらが年会費無料のカードなので間違えないように注意してください。

freee事業所番号:会計freeeを使っている方であればfreee事業所番号を入力します。

ご利用予定金額:1ヶ月の使用予定金額を入力します。経費にいくらかかるのかだいたいで大丈夫なので計算して入れましょう。

お名前、フリガナ、自宅住所、自宅住所フリガナ:指示に従って正式名称で入力します。

クレジットカードを受け取る際に、郵便物の宛名(カード申し込み時に入力した名前や住所)と本人確認書類に記載されている名前や住所が異なっていると受け取れませんので、名前や住所は漢字や平仮名など正式名称で、住所は集合住宅であれば部屋番号まで正確に入力しましょう。

そのほか電話番号などの個人情報を入力方法に従って入力します。

ステップ3:お勤め先 追加サービス

赤枠で囲った注意箇所を説明します。

法人・個人区分:フリーランスの場合は「自営業の方」を選択します。

法人名:屋号がある場合はその屋号を入力します。屋号がない場合は「屋号なし」と入力します。

フリガナ:こちらも必須項目になっているので屋号なしの場合は「ヤゴウナシ」と入力しておきます。

業種:Web制作の場合は専門サービスにあたるかと思うので私は「専門サービス業」を選択しました。該当がない場合は「その他」でも大丈夫かと思います。

規模:個人事業主の場合は「単独」を選択します。

カード暗証番号:自分で決めた4桁の数字を入力します。カード暗証番号は忘れないように管理しておきましょう。

LIFE-Web Desk:ネットで申し込みの場合は「LIFE-Web Desk」というライフカード会員専用のネットサービス登録が必要です。登録は無料で利用中のクレジットカード情報の変更などができます。こちらのパスワードも忘れないように管理しておきましょう。

追加サービスについて従業員カードについてビジネスローンお申込みについて は申し込みを希望する場合はそれぞれ選択します。

ステップ4:申込確認

確認」ボタンを押して入力した内容を確認します。間違いがなければ申し込みを完了させます。

カード入会審査完了

審査が通過した場合、後日メールにて審査完了の通知が届きます。私は申し込んだ日の翌営業日に届きました。

メールに記載の通り、後日ライフカードから「口座振替依頼書」が自宅のポストに届きます。必要事項を記入して返送するように指示がありますが、口座振替依頼の作業もネットから可能です。届いた「口座振替依頼書」を確認してから行います。私の場合はカード入会審査完了メールを受け取った2営業日後に封書が届きました。

「LIFE-Web Desk」登録完了

カード入会審査完了メールを受け取った後日、「LIFE-Web Desk」(ライフカード会員専用のネットサービス)登録完了の通知が届きます。私の場合は翌営業日でした。

ログインIDとパスワードを使ってログインできるか試してみましょう。ページはブックマークしておきましょう。

口座振替の依頼

ライフカードから「口座振替依頼書」が届いたら口座振替依頼をします。前述しましたが口座振替依頼はネットからも可能です。公式サイト「ライフカード」にアクセスします。

どこから口座振替依頼ができるのか少しわかりにくいのですが、右上の「メニュー」を開きます。

その中の「インターネット口座振替」を選択します。

お申込みはこちらをクリックと書かれた隣のバナーを押します。

口座振替の申込み・変更ページが開くので同意事項に目を通してから「同意する」ボタンを押して進めます。

金融機関を選択して自身の口座情報を入力し、確認します。

金融機関へ」ボタンを押すと自身の金融機関のサイトへ移るので、口座情報を入力します。

全て入力できたら確認して、「口座振替申込」ボタンを押して完了させます。

こちらで口座振替の申し込みは完了です。

カードの受け取り

口座振替の申し込みをした後日、自宅近くの郵便局に事業用クレジットカードが届いた旨が記載された封書が自宅のポストに届きます。私の場合は銀行口座を登録した翌営業日に封書が届きました。

郵便局に取りに行くか、自宅に届けてもらうか選択できます。私の場合は自宅に届けてもらう方が楽なので自宅に届けてもらいました。封書の中にQRコードも記載されているのでそちらを読み取って自身の都合の良い日時で依頼して受け取りましょう。依頼時にはどの本人確認書類を提示するかも決めます。パスポート、運転免許証、マイナンバーカードなどです。前述しましたが、郵便物の宛名(カード申し込み時に入力した名前や住所)と本人確認書類に記載されている名前や住所が異なっていると受け取れませんので注意してください。

クレジットカードは本人しか受け取れないので必ず本人確認書類が必要です。依頼時に決めた本人確認書類を受け取り前に準備しておきます。依頼した日時に郵便局の方から本人確認をされサインをすれば無事受け取り完了です!

まとめ

以上がフリーランスでも作りやすい「freee MasterCard」で事業用クレジットカードを作る方法でした。事業用クレジットカードが作れたら、経費に関わる出費の支払方法を事業用クレジットカードに設定しましょう。元々個人用クレジットカードで支払っていた場合は支払方法を変更するのを忘れないようにしましょう。