初めてでも大丈夫!開業届を出すなら開業 freeeが簡単【フリーランス・在宅ワーク】

フリーランスでWeb制作をしているすずのんです。

前回はフリーランス必見の開業届について、メリットと注意点を紹介しました。

悩んでいる人
悩んでいる人

ふむふむ、開業届って社会に対して個人事業主であることを知らせるものなんだ。で、どうやって書くの?面倒なんじゃ…

フリーランスで開業届を提出したいなら「開業 freee」を使うのがとても簡単なのでおすすめです!開業 freeeで開業届を書く方法から、実際に提出した様子を紹介するのでぜひ参考にしてください。

開業 freeeとは

開業届を誰でも簡単に作れる無料のサービスです。フリーランス向けのクラウド会計ソフトfreeeなども運営している会社のサービスです。開業届の書き方の知識がなくてもガイド付きなのでポチポチポチと項目を選択していくだけで開業届が作成できます。公式サイトでセキュリティ面も明示されているので安心できます。

開業フリーのセキュリティについての画面

事前に準備するもの

  • マイナンバーを確認できるもの(通知カード、マイナンバーカード、マイナンバー記載の住民票など)
  • 印鑑(シャチハタなどの認印でも大丈夫)

開業届の提出期限

開業届の提出期限は開業日と決めた日付けから1ヶ月以内です。提出した日が「提出日」になり、提出日より過去1ヶ月以内の日付けが「開業日」になります。個人事業主の場合は開業日がはっきりしないことも多いので、開業届を出す予定を立てて開業日を決めてもよいかもしれません。

開業 freeeで開業届を書く方法

開業 freeeのサイトを開き「開業書類を作る(完全無料)」または「無料で始める」ボタンを押す。

開業フリーのトップ画面

ログインまたは新規会員登録を完了させます。

開業フリーのログインまたは会員登録画面

ログインまたは新規会員登録が完了すると開業届を作成するステップ画面になります。ステップは3つだけです。

ステップ1番目の「準備」から始めます。

開業フリーの開業届作成画面1

仕事の種類:フリーランスであればフリーランスを選択します。

仕事の概要:5項目に大きく分けられていますが、該当しない場合は自由入力を選択して詳細を記入します。Webデザイナーであればデザイナー・クリエイターを選択します。

その仕事はいつから始めますか?:開業日は提出日より過去1ヶ月以内の日付けです。ちなみに確定申告で重要になってくる収益の計上は、開業した年の1月1日からです。例えば1月25日を開業日として申請したとすると、1月1日~24日の分の売上と経費は計上して青色申告で提出できる場合もあります。

収入はいくらくらいになりそうですか?:想定月収を入れると想定年収が表示されます。

どこで仕事をしますか?:自宅や事務所など選択します。

従業員や家族に給与を支払う予定はありますか?:支払う予定があれば従業員や家族を選択します。

全て入力できたら「次へ」ボタンを押します。

次はステップ2番目の「作成」です。

開業フリーの開業届作成画面2

屋号があれば入力しましょう:屋号を付ける場合は「入力する」を選択します。確定申告のときに屋号を付けたり修正したりすることもできます。屋号があれば屋号付きの銀行口座や印鑑を作成できます。

申請者の情報を入れましょう:氏名、住所、電話番号、生年月日を入力します。

収入(所得)の種類を選びましょう:不動産の賃貸や山林の譲渡がなければ事業所得を選択します。

確定申告の種類を選びましょう:青色申告をしたい場合に申請が必要な青色申告承認申請書は開業日から2ヶ月以内が提出期限なので開業届と同時に提出しましょう。開業 freeeでは青色申告を選択すると青色申告承認申請書も一緒に作成できるので楽です。

全て入力できたら「書類を提出する」ボタンを押します。

最後はステップ3番目の「提出」です。

①書類の提出先を選択しましょう:最寄りの税務署を確認します。自身が入力した住所を元に最寄りの税務署を表示してくれます。検索もできます。最寄りの税務署名とその地図、住所がわかります。

開業フリーの開業届作成画面3-1

書類を確認しましょう:書類を確認するボタンを押すと、記入済みの開業届(個人事業の開業・廃業等届出書)と所得税の青色申告承認申請書の原本と控えのPDFファイルが開きます。間違いがないか確認します。後で見返せるようにダウンロードもしておきましょう。

開業フリーの開業届作成画面3-2

書類の提出方法を選択しましょう:開業届の提出方法は3つあります。この中でおすすめは直接税務署に持っていく方法です。確実で、お金も事前準備も不要だからです。

開業フリーの開業届作成画面3-3
  • 税務署に持っていく

税務署の窓口に直接持って行く方法です。書類に不備があってもその場で直すことができます。ただし、税務署の開庁時間は限られているので忙しい方にはあまり適しません。

  • 郵送する

税務署に郵送する方法です。税務署まで足を運ばずに済みます。ただし、書類に不備があった場合書き直しになります。返信用の封筒と切手が必要です。

  • freeeで電子申告する

自宅で完結します。国税庁のオンラインサービスe-Taxでインターネットから税務署に申請する方法です。ただし、マイナンバーカード、ICカードリーダー、Windows8.1以上/macOS 10.12以上のPCが必要です。

書類を印刷して準備しましょう:控えも全て印刷します。手作業が必要なのは提出日とマイナンバーの記入、印鑑を押すことの3箇所です。

開業フリーの開業届作成画面3-4

自宅にプリンターがない場合はコンビニでもプリントできます。セブンイレブンを利用したい場合は右側のガイドにプリント手順が説明されています。セブンイレブン以外ではリンクにもある「ネットワークプリント」の他にもスマホアプリの「Print Smash」だとファミリーマートやローソンでプリントできます。

書類を印刷して準備しましょう:印刷して記入まで終われば提出です。

開業フリーの開業届作成画面3-5

前述しましたが、提出に必要なものは提出書類一式(控えも含める)、マイナンバーを確認できるもの(通知カード、マイナンバーカード、マイナンバー記載の住民票など)と印鑑(シャチハタなどの認印でも大丈夫)の3点です。

直接税務署に持っていく

直接税務署に持っていく方法で提出した様子をお伝えします。

最寄りの税務署を確認

開業 freeeのステップ3番目「提出」の①書類の提出先を選択しましょう」で確認した最寄りの税務署に持っていきます。私は東京都23区内の税務署に行きます。公式サイトで開庁時間も確認し、月曜日から金曜日の午前8時30分から午後5時まででした。

開業フリーの開業届作成画面3-6

税務署に持っていく

私は水曜日の13時前に行きました。会社員の方々のお昼休憩が終わる頃かと思います。

エントランスは薄暗〜い感じでした。初めて行ってどこに何があるかわからないので総合窓口に直行しました。総合窓口の待合スペースはちょっと狭かったです。

混雑状況は私の前に4人いました。カウンターで整理券を取り座って待とうとしたらすぐに呼ばれました笑 その後は人が3人程増えてきました。

担当してくれたのはテキパキかつ丁寧な女性の方でした。提出書類を4枚とマイナンバーカード渡し、その間に税務署の方で管理する用の用紙に氏名と電話番号を記入しました。トータル3分もかからなかったです。とてもあっさり終わりました。

まとめ

開業 freeeで開業届を書く方法と実際に提出した様子を紹介しました。意外にも簡単だと感じられたかと思うので、この機会に提出しましょう!

開業届が出せたら事業用クレジットカードの作り方もチェックしてみてください。